子どもの視野と可能性を広げる *ディレクターからの一言

皆さん、こんにちは。代表の的場です。

冬休みはいかがお過ごしでしたか?

ラーナロットでは、夏休みは連日サマースクールの開催のため、大変忙しく過ごすのですが、冬休みは例年ゆっくり2週間ほどお休みをいただいています。欧米では、12月25日のクリスマスの日は、日本でいうお正月やお盆のように家族が集まる大事な祝日であり、年明けまで家族とゆっくりクリスマス休暇を過ごすのが一般的です。

私は、娘が「ヤングアメリカンズ」の3日間のワークショップに参加するため東京に行ってきました。ヤングアメリカンズは、アメリカの非営利団体で、選ばれた17歳から25歳のメンバーが世界の子どもたちに、歌と踊りのワークショップを通して音楽の教育を行うプログラムで、小学1年生から参加が出来ます。

今回、娘は4回目の参加。私が、わざわざお金と時間を使って東京まで行き、こういったプログラムに参加するのは、英語力の向上のためでもダンス力の向上のためでもなく、いつも自分が生活している北海道の片田舎の狭~い世界を飛び出して、色んな大人や同世代の子と実際に接したり話を聞いたりするのをすごく大切だと思っているからです。指導してくれる外国の若者たちはもちろんのこと、東京の同世代の子達には、インターナショナルスクールに通う子もいました。


自分が知っている世界が全てじゃない。
世の中には、色んな人がいて、色んな世界がある。


自分の想像を超えた人と出会ったり、知らなかった世界に一歩でも足を踏み入れる体験が出来たら、その分だけ自分の視野と可能性が広がっていく。

こんな事を肌で実感し、自分を成長させてもらえたらいいなぁ、と親として思っています。

インターナショナルスクールに通う子たちの英語力に触発されたのか、帰り道、「もっと英語をしゃべりたい!」とホテルまでの帰り道、私にずっと英語で話してくる娘を見て、やはり、親の役目とは、「やらせる」ことではなく、「環境を用意して見守る」ことなのだな、と感じた夜でした。