Think Global, Act Local *ディレクターからの一言
皆さん、こんにちは。代表の的場です。
先日、帯広校アフタースクールラーニングクラスの6年生を連れて、本別町の農家「前田農産」さんへ見学へ行ってきました。
6年生のクラスでは、自分たちの住む十勝についてより知識を深めるため、今年に入ってから、十勝の代表的な農産物で砂糖の原料になる「ビート」について調べ学習をしています。インターネットでリサーチするほか、帯広市稲田町にあるビート資料館にも足を運び、様々な展示品やビデオを見たり、館長さんから話を聞いて、自分の興味や質問を掘り下げる作業を半年間取り組みました。今回、このプロジェクトの集大成として、ビートの収穫時期に実際にビート畑へ行き、生産者さんから直接お話しを聞き、ビートを掘るという貴重な機会を持つことができました。
前田農産の前田茂雄さんは、東京農業大学を卒業後、大規模農業を学ぶためにアメリカの大学に留学されました。就農した後も何度も海外へ視察に渡っているので、英語がペラペラで、子ども達へも分かりやすい英語でビートについて説明や質問に答えてくれました。
私は、帯広で生まれ育ったにも関わらず、農業とは縁遠く、実物のビートを見るのも触るのも初めてで、掘ったビートをその場でカットしてなめてみたら甘かった、という当たり前でいて日常生活ではほとんど体験する事のない自然のすごさを肌で感じ感動しました。
また、前田さんの、既存のやり方に固執するのではなく、海外で学んだ、前例がない事でもどんどん取り入れ挑戦していくフットワークの軽さ(日本で初めてレンジでチンするポップコーンを作ったそうです)など、Think Global, Act Local.を体現されていることに驚きました。
子ども達が、この北海道の地に生まれ育ったという事実に、英語でのコミュニケーション能力と、グローバルな思考をかけあわせたら、この先、子ども達自身にとっても、北海道、日本の未来にとっても、ものすごいチャンスが目の前に広がる!と、とてもワクワクした一日でした。
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