”英語脳”を育てる! *ディレクターからの一言
こんにちは。代表の的場です。
10月からの後期に向けて、1-2歳の親子クラスの皆さんに、『3歳までに英語脳を育てる方法』というお話をしています。
「英語脳」が育っていると、英語を英語のまま理解でき、"dog"という英語を聞いたり見たりした時、”犬”という日本語が頭に浮かぶのではなく、犬そのもののビジュアルイメージが頭に浮かぶ思考回路です。すべての英語を日本語に訳さず、そのまま理解する力。こういう思考回路になると、映画もテレビも字幕無しで楽しみ、外国人の話を瞬時に理解し、彼らと対等に会話をすることができます。
今までの日本の英語教育は、英語脳を育てる、とは真逆で、とにかく英語を日本語に、日本語を英語に訳す、英文法を日本語で説明する、という、日本語ありきの英語教育でした。なので、私たち親世代は、英語を聞く時、話す時、どうしても日本語が頭から離れません。そんな思考回路を持っている大人は、外国に住んでいたり、全日制のインターナショナルスクールに通わないと、英語脳を育てるなんて無理じゃない?!と思われる方も多いと思います。
しかし、どの子も母国語は自然に身につけることが出来る。子どもはみんな語学の天才!なのです。7歳までは言語習得の黄金期と言われています。その時期の子どもは、とにかく「耳」が良いのです。0から3歳までは、全ての音を受け取る耳を持っています。それが4歳を過ぎるころから、よく聞く音だけを拾って聞き取る耳になっていき、小学校高学年には、いつも聞く音しか拾わない耳になってしまいます。なので、英語を聞きとれる耳を作りたいなら、年齢がまだ小さいうちに、英語をよく聞く音として、生活の中でたくさん与えてあげることが重要です。英語はとてもリズミカルな言語です。強弱がはっきりしていて、とても抑揚のある言葉。この英語特有のリズムを「耳」から身につけるのに一番効果的なのが、歌です。小さい子は歌が大好きですよね。大好きな歌を聞きながら体を動かしたり、真似して歌ったりしながら、英語の耳をどんどん育てましょう。
そして、英語脳を育てるのにもう一つ大切な力があります。それは「イメージする力」です。英語を聞いても、そのビジュアルイメージを頭に思い描けなければ、意味を理解することはできません。イメージする力を育てるのは、「ごっこ遊び」と「絵本の読み聞かせ」です。どちらも、親子で楽しめるもの。外国に住んでいなくても、北海道の田舎(失礼!)に住んでいても、英語脳を育てる方法はあるのです。
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