グローバル人材として必要なこと *ディレクターからの一言
皆さん、こんにちは。代表の的場です。
春休みに6年生をカナダホームステイの旅に連れてきている最中にこれを書いています。
子どもたちは、それぞれのホストファミリー宅で滞在しているのですが、一日目に全員のホストファミリーを招待してWelcome Partyを行いました。そこで、私からスクールの紹介をした後、子どもたちそれぞれがShow and Tellを行いました。自己紹介から始まり、ラーナロットで作成したガイドブックを見せながら、十勝の紹介、そして、日本文化紹介として、折り紙・けん玉・あやとり・紙相撲などで遊びました。
私は、今回のWelcome Partyで子どもたちに経験して欲しいと考えていることがありました。それは、今まで教室に通い勉強していることに意味がある、という事を実感してもらいたいという事です。
普段、教室で英語を勉強していても、帯広にいるだけでは実際にその英語をいつ使うのか、どう使うのか、何の役に立つのかを実感するのが難しいのは事実です。特に思春期に突入する高学年にとって、それを実感できる実体験を持つことはとても重要だと考え、子どもたちにはレッスンで学び練習をしてきた自己紹介と、調べ学習のプロジェクトで作成したガイドブックを使って、カナダの人に十勝を紹介する、という課題を与えました。
子どもたちは、立派にShow and Tellを行ったのですが、そこで私も予想をしていなかった更なる感動がありました。それは、準備していた文章を言いながら、それだけでは、十勝を全く知らない人には伝わりきらない、と感じた時、咄嗟にアドリブで詳細な説明や質問を付けくわえていたことです。It is in AEON.と言ったあと、「カナダ人にイオンと言っても通じないかな?!」と気づき、AEON is a shopping mall.と付け加えたり、I study Math in Kumon.と言ったあとに、「カナダ人は公文を知ってるかな?!」と気づき、Do you know Kumon?と咄嗟に付けくわえて、観客にYes.とうなずかれて笑顔が出ていました(公文は世界で有名なんですね)。
このように自分の頭で考えることが出来る「考える力」そして、咄嗟の状況に合わせられる「対応力」こそが、英語だけじゃない、グローバル人材としての資質が本当に身についている証拠だと、子どもたちを見て本当に本当に誇らしく感じています。
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