【違うって素晴らしい】 *ディレクターからの一言

皆さん、こんにちは。代表の的場です。

先月、イギリス・ロンドンで、初めてイスラム教徒の市長が誕生し話題になっています。世界中で反イスラム感情が高まる中、パキスタン移民2世のカーン市長の勝利は、イギリスをはじめ、世界中が多民族、多様性のある社会を目指している表れだといわれています。

先日、知り合いに誘われ、シドニー工科大学の留学セミナーに娘を連れて参加してきました。セミナーは「グローバル人材とはどんな人か?」という問いから始まりました。参加していた高校生達は、「英語が話せる人」、「国際人」と答えた中、小6の娘は、「一つの考えだけじゃなく、色んな考え方ができる人」と答えました。娘には、日頃から世界には色んな人がいること、皆、違うから面白い、ということを意識して教えてきましたので、理解してくれていて嬉しく思いました。

オーストラリアでは、小学1年生から”Who are you?” (あなたはどんな人間なのか?)という質問を浴びせられるそうです。オーストラリアのような多民族国家は「皆、違う」という前提があるからこそ、Who are you?という質問があり、「皆、同じ」という前提の日本では、こういう問いかけをされる機会はあまりありません。子ども達には、小さい頃から、多様性に満ちた世界に触れる機会を与えてあげたいという思いから、ラーナロットでは多国籍の講師を複数採用しています。また、「皆、違うんだ」ということを知り、「違っていいんだ」と考える事が、自由な発想や創造力、自分を発信する力につながると考えています。


このたび、このような思いから、ラーナロットに通う小学6年生を対象とした「海外留学体験プログラム」を企画いたしました。小学校卒業の記念に春休みの1週間、カナダ人家庭にホームステイをしながら世界中から学生が集まる語学学校に通い、多様性を肌で実体験してもらいます。今月、説明会を行いますので、今年対象ではない方も、ご興味があれば、ぜひ話を聞きに来て下さい。新たな目標にしていただけると嬉しいです。