個性を認め、伸ばしてくれる経験 *ディレクターからの一言
皆さん、こんにちは。代表の的場です。
冬休みは楽しく過ごされましたか。
娘が小学校の少年団で「タグラグビー」というスポーツをやっているのですが、その全道大会が冬休み中にありました。私は、スポーツとは無縁の学生生活を過ごしてきたので、このようなスポーツの世界は生れてはじめて。娘は、小さい頃から体を動かすことは好きなのですが、特に運動神経がずば抜けて良いわけでもなく、4年生から始めた「タグラグビー」での、初めての全道大会出場でした。
男子4人、女子4人の編成で全員クラスメイトの仲良しチーム。男子はスポーツマン揃いですが、女子は、皆、特に運動が得意ではない様子。それでも、試合前日は女子が男子の分のお守りを作り、試合中は男子が女子をうまくフォローするなど、チーム力では誰にも負けない素敵なチームです。
全道大会の前夜、監督が、記憶力が良い○○ちゃんはサインプレー記憶係、声の大きい○○ちゃんは声だし係、どんな時でも前向きでポジティブな性格のうちの娘はチームの士気を上げる係と、それぞれ役割がある大事なチームメンバーとして活躍している、と女の子の保護者に話してくれました。実際に試合では、身体能力や技術力がもっと高い選手が沢山いましたが、「チーム力では負けない」という本人達の自信が、なんと優勝!という結果をもたらし、北海道の代表として2月の全国大会に出場することになりました。
娘は、プレーの技術面では大して貢献していないと思いますが、技術面と同じ位、メンタル面での力を評価し個性を伸ばしてくれる大人や仲間に出会えたことをとても感謝しています。
この経験があるから、社会に出てからも、技術力や知識力だけで人と比べるのではなく、自分には、こういう良い所、こういう特徴があるから、ここで勝負する、貢献するんだ、と自覚し、自分に自信を持って生きていけるのではないか、と思います。
子どもが自分に自信をもって主体的に生きていく。それが親としても一番の幸せですよね。
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