思いがけない成長 *ディレクターからの一言
皆さん、こんにちは。代表の的場です。
今日は小6の娘がカナダでの一カ月のホームステイを終え、どのような変化があったのかお話ししたいと思います。
まず、第1に「自立」です。母親がそばに居ない1カ月を過ごし、自分の事は自分でする、という習慣が身に付いたようです。2学期に小学校の修学旅行があるのですが、その準備や荷造りもチェックリストを見ながら全て自分で行っていました。台風の影響で、修学旅行が1カ月延期になったのですが、その時も、新しい日程では季節が変わっているから、と持っていく洋服を自分の判断で変えていました。色々な事に自ら気づき、行動する力がついたようです。
第2に「困難を乗り越える力」です。これは自立にもつながるのですが、何か困った事があった時、どうしたらそれを乗り越えられるか、を自分で考え解決していこうとする姿勢が見られるようになりました。例えば、分からない事をまずは自分で調べるなど、親に頼る前に、まず自分でやってみる、という習慣が身についたようです。
第3に「英語力」です。発音やイントネーションは、ネイティブと聞き間違えるほどになりました。そして、何といっても文章を作る力が格段に上がりました。文法的に間違っていたとしても、自分の知っている単語を駆使して、言いたい事を最後まで伝えるということを達成しています。特に、ラーナロットでの宿題のジャーナルを書いている時、以前でしたら、「これは英語で何というの?」とか「○○のスペルを教えて」と、書いている途中でよく話しかけられていたのですが、今はジャーナルを書いている途中は一切中断せず、全て自力で書くようになりました。(その後、「スペルが間違っていたら教えて」と聞かれます。)
帰国後も、娘はLINEでホストシスターとつながっています。内容は、何て事はない普通の小学生らしいやりとりなのですが、日本人とか外国人とかの垣根なく、どんな人とも気負うことなく人間対人間の付き合いが出来ている彼女を羨ましく思います。
このように娘が成長したことで、私も、彼女を「自分の子ども」、というより「一人の人間」として扱い、接するようになりました。今回の経験を一つのキッカケとして、自分というものをしっかりと持った意思の強い、主体性ある素敵な人間にさらに成長していって欲しいな、と感じています。
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