自分の意見を言えるようになるために *ディレクターからの一言

皆さん、こんにちは。代表の的場です。

今年度も折り返し地点を迎え、各クラスではペアレンツデーが行われています。ご参加いただいた保護者の皆さん、ありがとうございます!ラーナロットの参観日は、私たちのこだわりで保護者に授業を"観覧"してもらうのではなく、"参加"していただく形をとっています。

「英語」のレッスンに参加するというと、緊張する方もいるかもしれません。でもそれは子どもも一緒。

ましてや観覧されるって子どもにとっては相当なプレッシャーで、子どもが一番嬉しくて楽しいのって、親が一緒に参加してくれることのはず。外国人の先生の話を理解しようと一生懸命耳を傾けて、一緒に活動してみる。すると親と子が同じレベルに並んで一緒に学びを楽しむ同志になれると思うのです。

今年、私が担当している小学4・5年生のクラスでは、親子でブレスト(ブレインストーミング)してもらいました。ブレインストーミングとは、ブレイン=脳、ストーミング=嵐。脳を嵐のように使い、自由にアイデアをどんどん出していく手法で、ビジネスでは企画会議などでよく使われています。

ブレストのいい所は、自分の意見には正解・不正解がないということ。今回は「出てきたアイデアを絶対に否定しない」というルールを伝え、時間的にお父さんの参加も多く色んなアイデアが沢山出てきてとても楽しい時間になりました。今回はたった3分間のブレストでしたが、こういうことを家庭では毎日やって欲しいと思っています。最初は簡単なことから。徐々に"対話"が出来るようになってきます。

自分の意見や考えを人前で言えるようになるためには、まず「自由に発言する楽しさ」、「意見を交換する楽しさ」、「絶対に否定されない安心感」を感じさせ、「表現できる」自信を持つことが土台になります。「ママとパパの前では何を言っても大丈夫!」それを毎日体感することで、自分の考えを持ち、自信を持って自分の意見を言える子が育つと思うのです。