一生学び続ける人を育てる *ディレクターからの一言

みなさん、こんにちは。代表の的場です。

ラーナロットの小学生高学年クラスではプロジェクト学習に取り組んでいます。

プロジェクト学習は、子どもたち自らが構想・計画を立て、コンピューターを使ったり、専門家に会って話を聞き情報収集をするリサーチを行う活動です。出来上がったレポートはポスターやパワーポイントの作品にし、それを使ってプレゼンテーションをします。プレゼンの様子は動画撮影をして、YouTubeにアップしています(一般非公開)。知識量や暗記力などを問う学習とは異なり、創造力、判断力、決断力、考える力、考えを説明できる力、など、これからの時代に必要な「主体的に生きる力」を育てています。

帯広校では、最終学年である6年生が一年かけて十勝についての調べ学習をし、その集大成となる十勝を紹介する英語のガイドブックが完成しました。子どもたちの取り組みは十勝毎日新聞にも掲載され、取材した企業様からも手紙や贈り物がぞくぞく届きました。普段、勉強を頑張ったって、褒められるのは親や先生くらい。それが、誰もが知っている地元の会社の社長さんが、自分たちの頑張りを認め、感謝してくれた!!と、ものすごい自信と更なる学習へのモチベーションになっています。

十勝を世界へ発信することで、自分たちが生まれ育っているこの地域を誇りに思うこと、また、学んでいる英語を使って地域貢献ができるということを実感してもらいたい。これから小学校でも英語が教科になるけれど、テストのために暗記する英語じゃなくて、自分の考えを発信するための英語を身につけて欲しいという想いで取り組んでいるこのプロジェクト。

企業様からのポジティブなフィードバックを受け、社会と繋がる経験も得ることが出来ました。親とか学校とか塾とか関係なく、こんな風に社会全体で子どもたちを育てていけたら素敵だと思いませんか。そうしたら、子どもたちは学びとは学校の中だけで終わるものじゃなくて、学びの先には社会があることを実感し、一生学び続ける人に育つと思います。