自分の学び方は自分で決めていい *ディレクターからの一言

皆さん、こんにちは。代表の的場です。

 先月、NAEYC(全米乳幼児教育協会)のカンファレンスに参加するため、帯広校のJuriマネージャーと一緒にアメリカの首都ワシントンD.C.に行ってきました。世界中から何千人もの教育者があつまり、毎日朝8時から500以上のセミナー・ワークショップが行われる世界最大の幼児教育の学会です。まず、最初に教材会社の展示会に向かったのですが、ラーナロットで使用しているカリキュラム会社「Teaching Strategies社」、絵本出版社「Scholastic社」、教材店「Lakeshores社」の3社が一番大きなブースを出展している、この学会のスポンサーでした。改めて素晴らしい会社と取引していたんだなぁ、と実感しました。

 3日間、朝から晩までびっしり様々な講義を受講したのですが、どのテーマ すぐに取り入れられそうなヒントがいっぱいあって、講義後も、Juriマネージャーと「こうしよう!ああしよう!」と毎日議論をし、頭をフル回転させてきました。講義の中には、トラウマを抱えた子への対応や、親が刑務所に入っている子への対応など、日本では考えられないようなものもあり、さすがアメリカ!社会の課題が日本とは違いすぎる!と驚かされました。また、移民の国だけに、dual language learner(バイリンガルの子ども)がどのクラスにもいるという前提でカリキュラムが組まれていて、この国の保育者には、単に保育とか教育とかを超えた高度な理解とスキルが必要なんだなぁ、と感じました。

 講義の教室内には、お菓子やご飯を食べながら受講している人たち、席は空いているのに床に座って受講している人たち、「前に出てくれる人?」の呼びかけに手も上げずにどんどん前に出てくる人たち、途中入室・退室は当たり前で、休憩時間は、廊下の床に座り込みする人たちがズラ~っと。まさに「自由の国アメリカ!」でした(笑)

自分の好きなラーニングスタイルで学ぶってことを体現している人たちを見て、学び方って一つじゃないし、自分の学び方は自分で決めていい。まわりに気を使うとか、空気を読むとかがない、こんなアメリカの雰囲気っていいなぁ、と感じました。終了後、業者スタッフと参加者が一緒になって踊りながら片づけをする姿を見て、ラーナロットもこんな自由で楽しい雰囲気の輪を広げられる会社でいたいな❤と思いました。

ブログには写真入りで旅の様子を掲載していますので、ぜひご覧ください♪

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