「好き」と「得意」を認めて伸ばす *ディレクターからの一言

皆さん、こんにちは。代表の的場です。

すっかり寒くなりましたが、風邪などひいていませんか?

秋は、読書の秋・スポーツの秋・芸術の秋・行楽の秋・食欲の秋など、何にでも取り組み、挑戦するのが適している季節です。学校でも、学習発表会や文化祭が盛んに行われていますので、我が子の成長に感動した方も多いのではないでしょうか。我が家では、先月、中学2年生の娘が、「高円宮杯英語弁論大会北海道予選大会」と、「帯広市中学校英語スピーチ・暗唱コンテスト」の2つの英語の大会に出場し、立派な賞状や盾を頂いてきました。

皆さんは、大学入試で活用される「eポートフォリオ(https://jep.jp/)」を知っていますか?eポートフォリオとは、部活や学校外の活動成果など、高校生活の様々な活動の記録をデジタル化して残すことが出来るシステムで、2020年の大学入試から「主体性等」を評価するために活用されることになりました。テストの点数や偏差値だけでなく、今までどういった活動を行ってきたか、そこから何を学んだのかが評価されるのです。「ポートフォリオ」を作ることは、子どもの自信にもつながりますので、我が家では、娘が小さい頃から子どもの活動を記録し、残しておく習慣をつけています。やり方は簡単。スポーツクラブで頂いたメダル、英語検定や資格取得の賞状、課外活動(ボランティア、リーダーシップ)の記録、新聞や雑誌に載った時の記事など、子どもの得意や頑張りの証拠の品々を一つの箱に入れておくだけです。

A.I.がどんどん進化し、仕事が機械化され、I.T.によって国境が無くなったグローバル社会で勝ち残れるのは、自分のオリジナリティ・個性・独自性を発揮して、「個人の価値」で勝負できる人材です。我が子をそのような人材に育てるには、子どもの「好き」と「得意」を認めて伸ばし見守る。子どもの短所には目をつぶり、長所を伸ばす決意をすることです。そうすることで、子どもは自分で自分の好きを見つけられる子に育ち、自らを伸ばしていける主体性ある大人に育つのです。