AI時代を生きる子どもたちに必要なこと *ディレクターからの一言

皆さん、こんにちは。代表の的場です。

A.I.時代に生きる子どもたちに一番必要なのは、クリエイティビティだと信じるラーナロットでは、子どもたちが自ら選び取り組む学びを大切にしています。

プリスクールやキンダースクールでのワークタイムと呼ばれる遊びの時間(子どもにとって遊びは仕事である)や、アフタースクールでのプロジェクト型学習は、テストのように数字ではっきり優劣がついたりしないので、旧来の日本の教育を受けてきた大人には、どんな能力が身についているのかわかりづらいかもしれません。

ワークタイム中、子どもたちを観察していると、クリエイティビティ(想像力)を使い、自由に楽しみながら遊ぶ過程で、自然に他の子どもたちも加わり、遊びが変化していき、また新しいアイデアが浮かぶ、、、といったプロセスを体験しています。このオモチャはこういう使い方、とか遊びのルールを大人が決めないことで、大人の押し付けではなく、子どもたち自らが積極的に学びに関わり、クリエイティビティを育てています。

アフタースクールのプロジェクト学習では、子どもたちが自分たちの興味関心からプロジェクトを選択しているので、学びに熱意やパッションがあります。取り組みに選択肢を与えて子どもの自主性を重んじることで、どんどん自由な発想や新たな課題が出てきます。

課題を自分たちで見つけ、その解決策さえ自分たちで見つけていく。そのようなプロセスの思考は、まさに社会人が仕事をするに必要な力だと思いませんか。与えられた課題をこなしたり、テストの点数が取れるように勉強するだけでは、クリエイティビティはもとより学びに対する熱意やパッションは育ちません。

決められたルールに従って、言われた事をこなすだけの能力は、すでにA.I.やロボットに置き換えられ始めています。今後、必要になるのは、新しい仕事や価値を生み出せるクリエイティビティです。

子どもたちには、正解が分からないと前に進めない、失敗を恐れて行動できない指示待ち人間ではなく、生涯にわたって自らクリエイティブに考え学び行動できるような人に育ってほしいと思います。