自信を持ち、自分で決める力をつける *ディレクターからの一言
新年明けましておめでとうございます。
2016年は、AI(人工知能)の発達が目まぐるしい一年でした。ロボット型掃除機は生活に馴染み、スーパーでは自動のレジで支払いをしたり、アマゾンではボタンを押すだけで欲しい物が届くダッシュボタンというものも発売になりました。これから、どんな風に私たちの生活が便利になるのかワクワクしますね。
一方、人間にとって、うかうかとはしていられない状況だと警告する専門家の声もあります。2045年にはAIが人間の能力を超えて社会に激変をもたらすと言われています。AIの方が人間よりうまく出来る作業は、当然AIが行うようになり人間の仕事は奪われる。AIが得意なのは暗記や手順通りの作業。逆に、AIに足りないのは、高い創造性です。
将来、子ども達がAIを使う側になるのか、使われる側になるのか考えると、今、大切なのは、従来の教育のような暗記力に重点をおくのではなく、自分の頭で考える力、表現できる力を育てる事です。これからAIと一緒に生きていくための心構えとして、自分とはどんな価値のある人間なのか、自分の存在価値を認識する必要があるでしょう。自分の好きな事、得意な事、才能を自覚し、自分に自信を持つ。自分の考えや行動は自分で決める、そのような主体性のある大人に育てば、AIの進化は怖くないはずです。
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