使える英語を意識していく教育へ *ディレクターからの一言
皆さん、こんにちは。代表の的場です。
先日、コロナ禍の中、初めての大学入学共通テストが行われ話題になりましたね。2020年教育改革の一貫である新しいテストはどのように変わったのか興味がわき、英語のテストを見てみました。今までのテストに比べ、発音やアクセントの場所を問う問題や文法の穴埋め問題はなく、全て英文の情報を読み取るような問題に変わっていました。スマホの画面に表示されたメールを読んだり、ファンクラブの案内文や旅行代理店のホームページのFAQのページなど、外国に住んでいたら日常生活で目にする文章が沢山あり、確かに「使える英語」を意識させているな、と感じました。また、リスニングでは、アメリカ人だけでなくイギリス人や非ネイティブ(英語が母国語ではない人)の発音が違う人々の議論を聞く場面も出てきました。世界の英語を話す全人口の約78%は非ネイティブという現状をふまえると、非ネイティブの訛りある英語を理解することの重要さは明白なのです。
先月は中学生の生徒さんの英検受験のお手伝いもさせていただきましたが、英検でも「使える英語」として、自分の意見を書く「ライティング」の問題が導入されています。しかも、たった1問で一次試験の3分の1の配点の割合を占めていて、いかに重要視されているのかと驚きます。
こうやって実際の問題を見比べてみると、私達大人が昔受けてきた英語教育とは随分変わっていますし、「教育改革」に加え、新型コロナウイルスの影響により加速したオンラインでの学習や仕事のスタイルにより、今後、私達日本人は大きく変わっていくと感じています。嬉しい発見は、普段からラーナロットにいる世界中の国々から集まった講師たちに触れ合っているラーナロットっ子にとって発音の違いを聞き取ることはお手の物。そして、幼稚園児からジャーナルタイムで自分の意見をアウトプットする事に慣れ、アフタースクールでのショーアンドテルや高学年でのプレゼンテーションで、ポイントに絞って自分の意見を述べるトレーニングが出来ているラーナロットっ子にとって、今回の教育改革は待ってました!というところでしょう♪
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